謹賀新年 2020
新年、明けましておめでとうございます。
ラカンデザイン研究所は、高田馬場に引越して2回目のお正月を迎えることができました。
関係者の皆様方には、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
さて、今年も昨年に引き続き、社員全員で諏訪大社に新年の参拝に行って来ました。
心も清まり、社員全員で参加することにより、より一体感を深めることができる行事でもあります。
皆様方におかれましても、素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り致します。
私事ではありますが年末年始のことについて少し記載させて頂ければと。
年末年始は実家がある富山県に帰省しました。
久しぶりに隣県にある金沢21世紀美術館でも行ってみようかと思い調べてみたところ、
残念ながら改修工事のため全館休館中とのこと。
そこで予定を変更して、ひがし茶屋街に行ってみることにしました。
幾度となく金沢には足を運んでいるのですが、
実は、ひがし茶屋街に行ったのは今回が初めてで、想像以上に素敵な街並みに驚きました。
さすが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているだけのことはあります。
格式ある割烹や、お洒落な町家カフェ、伝統工芸品を扱うセレクトショップが多く立ち並び、
金沢らしいグルメやショッピングが楽しめます。私たちも、雰囲気のある町家カフェでお茶してきました。
金沢に行かれる方は、是非ひがし茶屋街にお立ち寄り下さいね。おススメです。
このブログを書いたあと指摘されてしまったのですが、
弊社6年前の社員旅行で、ひがし茶屋街に行っていたそうです。私が入社する前の話なので。
次回、社員旅行で行くことがあれば格式ある美味しい割烹料理でも食べたいなー。
お料理だけなら、ひがし茶屋街でじゃなくても良いですが。。笑
それでは、本年も何卒宜しくお願い申し上げます!
hayashi
デザインの能力とデザインへの飽くなき追求の精神
「秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」について
21_21 DESIGN SIGHTでは11月22日より「秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催しています。
日本デザインの各分野を代表するデザイナーの原画、あるいはデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型などをここで展示しています。
開展してから、私は2回21_21 DESIGN SIGHTへ行き、各デザイナーのスケッチを拝見してきました。
先生たちの考え方を私なりの発想で皆さんとシェアしたいと思います。
デザイン能力の蓄積
デザインの構想、プランの概念図など、松永真さんはすべてこの1年1冊のアイデアノートに記録してありました。
実施設計だけではなく、鈴木康広さんはノートに自分の面白いアイデアを記録して、日常の見慣れたものに新鮮な切り口を与えていらっしゃいました。
デザインアイデアとデザイン細部の検討
原研哉さんは見開いた本を大きな紙一面に載せることにより、一面で、細部(図面、写真と文章など)を検討できるようにしました。
随時に、頭に浮かんだアイデアを記録するため、佐藤卓さんはA6サイズの紙にデザインスケッチを描きました。
プロダクトデザイナーとして、材料の検討とても重視すべきだと思います。今回の展覧会で深澤直人さんが何回を試作も繰り返されていたことに、心から感動しました。
私の考え
今回の展覧会で、デザイン能力が高いデザイナーになりたいならば、デザインの能力を日常的に鍛えること、デザインへの飽くなき追求の精神が不可欠だと改めて実感した次第です。
GE
歓迎会を行いました♪
秋が深まり、紅葉の季節となりました。
先日、事務職の大塚さんの歓迎会を行いました♪
場所は高田馬場駅の近くにある落ち着いた大人の隠れ家のようなレストランでした。
代表中川の乾杯の挨拶でスタートです🍻
会場が温まって、大塚さんは自己紹介をしました。前より今の職場の規模が大きいそうです。
初めての環境に、不安なこともありますが、皆で支え合って徐々に仕事に慣れていくと思います。
私も去年は歓迎会を開いて頂きました。最初の頃に日本語や専門知識などが理解できないことが多かったことを思い出しました。周りの方々に色々と教えて頂き、困難な壁を一つ一つ乗り越えて、入社時よりできることが増えてきたのでやりがいも感じています。
歓迎会はだんだん盛り上がりを見せてきます。美味しい料理とお酒をご馳走になりながら、楽しく親睦を深めることが出来ました。
仕事の話やプライベートの話でゆっくりお話ができて、楽しい時間をみんなで過ごしました。
お食事の最後にサプライズのケーキが登場しました☆大塚さんに、とても喜んでもらえました:)
歓迎会の際に私は大塚さんに「異国での仕事なので、日本語や日本の文化などまだ把握できないことがあるので、これからお世話になると思いますが、宜しくお願いします」とご挨拶をしました。
人間は出会いと別れを繰り返すものですが、人との繋がりを大切にしていきたいですね。
SI
建物調査の立会い
先日、弊社で関わっている高等学校の校舎にて雨漏りするとのことで建物調査の立会いに行ってきました。
調査によると躯体と笠木の間に大きな隙間があり、防水のラインがちょうど笠木に被さる部分で切れているのでそこから雨水が浸入し、雨漏りしていたようです。
10月2週目の台風19号クラスの台風はもちろんのこと通常の雨でも風が吹いてしまえばその隙間から水が浸入してしまいますので三角シールで隙間を埋めるなどの対策が考えられます。
また、樋が詰まってしまい10センチほど水が溜まっている部分がありました。
下のほうでは・・・ポツポツ、と
防水屋さんが棒でしばらく突いていると・・・
約5分間、すごい勢いで水が出てきます。開通しました。
主に落ち葉の詰まりでしたが虫の死骸や鳥の羽も混ざっています。
水が溜まっていたこの部分は防水がしっかり機能していた為、下階の機械室に雨漏りはしていませんでした。
水の被害といえば、先日の台風19号では僕の自宅の窓からも雨水が溢れてきました。
おそらく原因はパッキンの劣化だと思われます。
外から侵入してくる水は生活に支障をきたすので一刻も早く改善したいですね
MINAGAWA
現場進捗(横浜市 賃貸マンション)その2
前回のブログは昨年11月、現場は杭工事中でした。
ほぼ地面です。
月日は流れ10か月後・・・
同じ場所とは思えないですね。
気になる内部は・・・
絶賛工事中です。
と言ってもあと1か月ちょっとで完成・・・早いですね。
ちなみに写真真ん中の部分は2階の中庭です。
小さいけれど楽しい仕掛けがつまった庭になる予定です。
今回は中庭も含めて盛り沢山の共用部になりました。
ここに住む人たちはこの空間でどんな生活を送るのか・・・
完成が楽しみです。
ooshima
竣工しました(練馬区 共同住宅)
「たまごは1日1個まで」という説はもう古く、いまは1日2〜3個食べるのが健康にいいことが明らかになったそうです。
以前、ブログで紹介していました、練馬区の共同住宅が竣工しました。
外観は打ち放しをメインの仕上げとして構成しています。
こちらは道路面からエントランスホールを見ています。
奥にラクダらしきものがいますね。
エントランスホールです。
壁と天井に一連なりのライン照明を設置しました。
竣工にあたっては、多くの関係者に支えられ無事、引き渡しを迎えることができました。協力してくれた皆様方にはとても感謝しております。
約一年の工期でしたがあっという間に終わってしまったように感じます。
年と取ると一年がとても速く感じることを「ジャネーの法則」というようです。
詳細の内容については、次回、私にバトンが廻ってきた時に。
物件竣工
長ーい梅雨がやっと終わったと思ったら…連日この暑さです。
毎年夏になるとこんなに暑かったかなと思うんですが、おそらく暑かったんでしょう。
1年経つと体がすっかり忘れてしまっています。
突然ですが…今回は先日竣工したばかりの物件のご報告をしたいと思います。
【概要】
構造:木造(在来軸組工法)
規模:延べ床面積617.75㎡、地上2階建
今回は木造ということもありまして着工から竣工までが6か月程度でした。前回のブログから今回のブログ更新までの間に工事が完了してしまいましたので一気にご紹介いたします。
まずは…基礎工事です。今回は直接基礎(ベタ基礎)ですので流れとしては、根切り→基礎配筋→コンクリート打設になります。
特に重要なのが根切り底(支持地盤)の確認になります。直接基礎ですので根切り底の土質がボーリングデータ通りの土質と合っているか確認します。
基礎が出来上がるといよいよ軸組です。
木造(軸組工法)はいわゆるプレカット図と呼ばれる施工図を基に現地確認致します。
プレカット図には材料の継手位置や接合金物の種類、接合方法や接合位置などが記されています。
この施工図で構造のすべてが決まっていますので不備が無いように事前の図面チェック及び現地にて確認を行います。
軸組が終わると今度は屋根と外壁を施工していきます。
木造ですのでなるべく早く雨風から構造部材を保護する必要があるのでまずは屋根を、そして屋根の下地ができたところで外壁の下地材を施工していきます。
下地ができましたので今度は防水材+外部仕上げの工事になります。
今回屋根の仕上げはガルバリウム鋼板のタテハゼ葺きにしました。
外壁は窯業系サイディング材です。コストやメンテナンスなどを比較検討し採用してます。
外部の仕上げ工事と並行して内部工事もどんどん進んでいきます。
足場を外す前には外壁検査を行います。
主に外壁材とその他の部材の取り合いなどを確認していきます。
特に不備はなかったので足場を外しました。
足場を外す頃には内装はボード張りを全て終えている状態です。
残りは内装仕上げ工事、外構工事になります。
梅雨の時期と外構工事の時期がかぶってしまい一時は竣工に間に合わないのではと現場所長、職人さん達と工事工程の打合せを毎週のようにしてましたが…何とか頑張って頂き竣工には間に合わせて頂けました。
そしていよいよ完成です。
今回も多くの人に助けて頂きながら無事に建物を引き渡すことができました。
施設のオープンまではまだ少し時間がありますが、多くの方が気持ちよく施設で過ごして頂ければと思います。
kinouchi